住宅購入の注意点
一般的な仲介会社(不動産業者)に物件探しを依頼すると、
「年収・自己資金(頭金)」から「いくらまで買える(借りられる)」を計算し、それを元に物件探しをはじめます。
そのため多くの方は "本当に返済していけるのか?" といった不安を抱えたまま、契約に至ります。
お金(資金)の不安を解消して、ご自身の身の丈にあった
予算を確認することから始めましょう。
変動金利や短期金利で年利1%台といった低金利時代で陥りやすいのは、「金利はいつ・どれくらいまで上昇する?」という事を把握せずに借りてしまう事です。
バブル崩壊後、都市銀行の変動金利は実質1%前後の推移にとどまっていますが、1970年~80年代では低くても3%台の金利であることがわかります。
いつ金利がどこまで上がるのかは、誰も予測できませんが、リスクとして金利上昇を考えることは必要です。
安易に、低金利で計算をするのではなく、金利が上昇しても支払が可能かどうかを検討しましょう。
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住宅購入は人生で大きな買い物になります。そのため、計画を立てるときには、人生の4大資金といわれる「住宅購入」「老後」「教育費」「生命保険」のすべてを見据えてプランを練る必要があります。
最初は、大まかな将来像「60才までは都心で暮らしたい」「子供は2人欲しい」「注文住宅を建てたい」などといったイメージを作り、徐々に具体的なプランを立てていくと、予算だけではなく購入すべき物件の種類も見えてきます。
最初は新築マンションの購入を考えていたけど、老後の事を考えると一戸建てのほうがライフプランに合っていたり、子育てを考えると○○区よりも△△区のほうが良い。
などというように、より明確に購入すべき住まいのイメージも沸いてきます。
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お金の心配がなくなっても、物件に対する不安を抱いて購入に踏み切れない人も多いです。
不動産会社は物件について良い事は言ってもマイナスな事はあまり口にしないので、購入後のトラブルもしばしばです。
客観的に物件の説明ができる不動産会社をパートナーにすれば、事前に購入後のリスクも回避できます。
物件探しの条件だけに注目せず、現地見学の際に、物件のメリットとデメリットをチェックすることが大切です。
物件探しの楽しみは、どこに住もう?どんな家にしよう?なんて夢が膨らみます。エリアや建物、間取りも大切ですが、住宅購入をする上で周辺の環境も重要な要素になります。
◆駅やバス停までのアクセスと終電時間や間隔
◆スーパー、コンビニ、病院などの施設の確認
◆町並みのチェック(アパートや商業施設が多いなど)
◆周囲からの高低差
◆河川や緑道
現地に行った際には、周辺もくまなく歩いてみましょう。
「物件は何社でも取り扱いができる」という事はご存知の方も多いと思いますが、
「不動産会社によって契約書は大きく変わる」という事まで知っていますか?
市場に出回っている物件のほとんどは多くの仲介会社が取り扱えますが、契約書や重要事項説明は不動産会社がそれぞれ独自のフォーマットで作成するため、会社の方針によって購入後のリスクが大きく異なります。
原則は宅地建物取引業法に基づいた記載内容を記載すればよい事になっているので、実際の不動産の説明を行うには不十分なのです。
そのため、購入の見極めをするためには契約書や重要事項説明だけではなく、物件について十分な調査を行う必要があります。
◆物件周辺
近隣ヒアリングを行い実際に生活している人の声を聞く
ゴミ置き場や電柱
周辺の建築計画や土壌汚染
◆役所で確認できる事項
周辺の地盤データや水害の状況
都市計画と法令制限や道路の管理
埋蔵文化財の確認
◆法務局で確認できる事項
所有権や所有権以外の権利(抵当権や根抵当権、競売、差し押さえなど)
共同担保や私道持分
◆現地調査で確認する事項
騒音や電磁波の測定
境界線や越境物の確認
井戸や埋設物の確認
住んでからのデメリットを事前に把握することで、購入の不安が解消されます。
また、不動産の契約は当事者間の取引なので、売主・買主に一方的に不利な契約になることもしばしばあります。
価格交渉だけに目を向けるのではなく、契約条件についてのリスクやデメリットを理解することも重要です。
契約当日に契約書類は確認せず、前日までに内容の説明を受けるようにしましょう。
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賃貸とマイホームの大きな違いに、ランニングコストがあります。
税金や管理費、修繕費など毎月・毎年どれくらいかかくのか事前に把握しておきましょう。
◆固定資産税、都市計画税
市町村税で毎年1月1日の所有者に課税されます。
住宅の用途の場合優遇措置がありますが、古家を購入して更地にした場合は、軽減措置がなくなり課税額が増える事があります。
◆管理費、修繕積立金
マンションを購入する場合、毎月払わなければなりません。
築年数が古くなるにつれ、月々の負担額も増加するマンションがほとんどです。長期の修繕計画を立てている物件もあるので、事前に長期修繕計画を確認することができます。
◆リフォーム費用
一戸建てに限らずマンションの専有部分も長く使用すれば修繕をしなければなりません。壁紙や床の張替えや水廻り(キッチンや浴室、トイレ)といった設備の交換や修繕が、将来どれくらいかかるのか、購入前に確認しておきましょう。
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