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お役立ちコラム/住宅ローン

「リ・バース60」利用者が急増

2019年06月15日

住宅金融支援機構が提供している60歳以上向けの住宅ローン「リ・バース60(リバースモーゲージ型住宅ローン)」の利用が近年、急激に伸びています。2017年度の申請件数は前年度比4倍の174件、2018年度は511件で同3倍近くに上ります。
この住宅ローンは、毎月の支払いは利息のみですが、元金の支払いは亡くなった時に自宅を売却することで一括返済するという点は、従来のリバースモーゲージ・ローンと同じです。特徴的なのは、抵当権を今住んでいる自宅ではなく、「リ・バース60」を利用して新たに取得する住宅に設定することや、ノンリコース型も選択できる点です。ノンリコース型は亡くなった時の売却代金でローンを完済しきれない場合でも、相続人に残債務が請求されない方式のことです。ローンを借りた親としては子供に負担を掛けてしまうのではという心配をする必要がありません・2018年度実績では、このノンリコース型の利用が圧倒的に多く、全体の9割にも上ります。
仕組みとしては民間金融機関が融資する住宅ローンであり、同機構が保険を付けることでサポートする商品です。

同機構では利用件数が急増している背景として、「高齢者の住まいに関する価値観も徐々に変化し、必ずしも子供が自宅を相続する必要がないと考えている高齢者が増えています。長寿化の中で最期まで、自身に適した住まい環境を整え、セカンドライフを充実させたいという需要が増加している」と分析します。
実際、2018年度の利用者の平均年齢は70歳。資金の使途としては「戸建て新築」と「新築マンション購入」で全体の7割近くを占めています。子育て中の30代、40代で取得した自宅にそのまま住み続けるのではなく、リタイア後のライフスタイルに合うような建て替えたり、郊外の戸建てから駅近くのマンションに住み替える姿が想像されます。

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