2026.03.26
コラム
教育費について
わが家では現在、小学5年生の娘が来年の中学校受験を控え、日々勉強に励んでいます。
以前は放課後の時間を友達と過ごすことも多かったのですが、最近では机に向かう時間が増え、
問題集や参考書が家のあちこちに並ぶようになりました。
家の中にも自然と緊張感が生まれ、家族全体が受験モードに入ってきたことを実感しています。
しかし、親としては単純に勉強を応援するだけでは、受験には合格しないのが一般的です。
そう、塾費用などの金銭的支援も必要不可欠になってきます。
ということで、今回のコラムは、子どもが急に「受験したい!!」と言い出した我が家のような方に向けて、
現実的な受験費用や、その後にかかる教育費について書いていきたいと思います。
■ まず直面する中学受験の塾費用
中学受験で最初に家計に影響するのが、学習塾の費用です。
中学受験用の塾では、小学4年生頃から通い始めるケースが多く、学年が上がるにつれて費用も
増えていきます。
一般的には、小学5年生で年間60万〜80万円程度、6年生になると通常授業に加え、志望校別対策
や特別講座が増え、年間100万円前後、場合によっては120万円程度になることもあります。
■ 月謝だけでは終わらない追加費用
塾費用で見落としがちなのが、模試代や教材費、春期・夏期・冬期といった季節講習費です。
これらは月謝とは別に発生することが多く、年間で数十万円単位の追加負担になることもあります。
中学受験までの数年間を合計すると、塾関連の費用だけで200万〜300万円程度になるケースもあり、
親としてはなかなかのインパクトです。
■ 私立中学校に進学した場合の学費
無事に合格し、私立中学校へ進学した場合、次に必要になるのが学校の学費です。
学校にもよりますが、入学金や施設費などを含めた初年度納付金は100万円前後、
在学中の年間学費は80万〜120万円程度が目安とされています。
中学3年間で考えると、学費だけでも300万円前後となり、これに制服代や通学費、
行事費用などが加わっていきます。
■ 高校進学で続く教育費
その後の高校進学でも、教育費の負担は続きます。私立高校の場合、初年度納付金は80万〜100万円
程度、年間の学費は70万〜90万円ほどが一般的です。3年間通えば250万〜300万円程度となり、
中高一貫校の場合は6年間で600万円前後の学費がかかることになります。
■ 大学進学という最大の山
教育費の集大成とも言えるのが大学進学です。私立大学の場合、文系学部で4年間約400万円前後、
理系学部では実験・実習費なども含め500万〜600万円程度になることもあります。
国公立大学であっても、授業料や入学金に加え、生活費を含めると決して小さな金額ではありません。
中学受験から大学卒業までを通して考えると、教育費の総額は2,000万円を超える可能性も
十分にあります。
■ 教育費は「まとめてやってくる」
教育費の難しい点は、必要な時期にまとまった支出が発生することです。
毎月の生活費とは違い、受験や入学のタイミングで一気にお金が動くため、
準備ができていないと家計への負担も大きくなります。早い段階で全体像を把握しておくことが、
精神的な余裕にもつながります。
■ 親として大切にしたいこと
将来を完璧に見通すことは誰にもできません。
進路が変わることもありますし、想定外の出費が発生することもあります。
だからこそ子供の親として意識したいのは、完璧な計画を立てることよりも、
家計に余白を残しておくことです。固定費を抑え、無理のない支出を心がけることで、
いざという時にも柔軟に対応できる家計を目指していきたいと思います。

