恵比寿で始まる、賢い不動産仲介のスタイル

2022.10.06

不動産の購入

家を買うベストタイミングはいつ? 無理のない資金計画で念願のマイホームを手に入れよう

家を買うタイミング:購入の際の年齢と年収
住宅の種類によって異なりますが、家を買う年齢の平均は大体40歳前後です。しかし、若いうちからローンを組む人もいます。年収やライフプランに合わせて、自分自身のベストなタイミングをじっくり検討しましょう。

〇「年齢」からみる家を買うタイミング
20代の早い段階で家を買えば、定年まで余裕をもって返済できるというメリットがあります。退職金を住宅ローンの返済に充てる必要もなくなり、老後の資金にゆとりが生まれます。
30代は、家族構成や勤務地も定まってくる時期です。どこでどのような家を買うのか検討しやすく、マイホームを買う人が最も多い年代です。
しかし若いほど結婚式や出産などの出費も多く、給与的にも毎月の返済が厳しくなる場合もあります。住宅ローン以外に固定資産税や火災保険なども支出として計算し、将来的に無理のないローンを組みましょう。
逆に40代・50代は、貯蓄があるため経済的に余裕がある世代です。しかし老後を見据えると返済期間が短いため、月々の支払い額がかなり重くなる傾向にあります。子供の養育費や老後の貯金、また怪我や病気をして働けなくなってしまうリスクも含めて検討してください。

〇「年収」からみる家を買うタイミング
マイホームを買うための予算を決める際に、年収と住宅ローンの返済額のバランスが重要です。多くの金融機関は年収によって返済負担率の上限を定めていて、年収400万以上だと35%程度に設定している場合が一般的です。ただし無理のない返済負担率は、年収の25%以内で理想は20%といわれています。
まずは月々の返済可能額から、借入額を具体的にシミュレーションしてみることから始めましょう。いざという時の生活予備費や子供の進学費用など、住宅費用とは別に手元に残すお金も意識しておいてください。

家を買うタイミング:ライフイベントとスタイルの変化
人生において、ライフイベントは付き物です。結婚や子供が生まれたタイミングで、家の購入を考える人は多いです。

〇結婚したタイミング
結婚後に2人で賃貸住宅に住むとなると、月々の家賃が発生することになります。家賃を払い続けながら頭金を貯めるよりも、結婚のタイミングで住宅ローンを組めば老後の貯蓄や子供の教育費に充てるお金に余裕が生まれます。将来くるであろう“家を買う”というビックイベントを早いうちにクリアすれば、家族の土台が固められるのではないでしょうか。
しかし出産前は子供との生活がイメージしにくく、個室の数など部屋の間取りが分かりにくいというデメリットもあります。将来的に子供ができた場合を想定し、立地や間取りを決めることをおすすめいたします。

〇子供が生まれたタイミング
子供が生まれると、一か所に腰を据えている方がより生活しやすい傾向にあります。「保育園に入りやすい地域はどこなのか」「周辺に公園やスーパーはあるのか」など、子育てのしやすさを考慮して家を購入することができます。

〇子供が小学校に進学したタイミング
子供が小学校に進学する時期は、ある程度家族構成が予想できるタイミングです。主婦としてのライフスタイルも確立しつつある時期です。そのため、家族のライフスタイルに沿った住宅の姿が明確になります。そのため家づくりに失敗するリスクを減らすことができるのではないでしょうか。
また引っ越しや転校で子供にストレスをかけたくないのであれば、小学校進学までがベストになります。子供が大きくなればなるほど、新しい環境に慣れるのに時間がかかります。遅くても小学校低学年までが住宅購入の理想的なタイミングといえるでしょう。

〇子供が独り立ちしたタイミング
子供が独立することで時間と家計に余裕が生まれ、老後に備えて今後の住居を検討する人もいます。夫婦2人だけになると、住む家もよりコンパクトになります。そうすることで住宅費を安く抑えることも可能です。
引っ越すのであれば、バリアフリーが整ったマンションがおすすめです。老後を見据えて公共交通機関や病院、スーパーなどが徒歩圏内にある住宅を選びましょう。より良いセカンドライフを送るためにも、このタイミングで住居を見直すことは大切です。

家を買うならどっちを選ぶべき?
新居を検討する際、まず悩むのが戸建てにするかマンションにするかですよね。中古住宅で戸建てを買うという選択肢もあるでしょう。種類ごとに特徴や注意点を理解しておく必要があります。

〇一戸建て
「自分の家」という感覚が大きいのが新築一戸建ての良いところです。誰も使用していない、綺麗な新しい家という点に魅力を見出しています。また最新の設備が用意されているので、購入後のトラブルが起きにくく維持費も安価になります。
さらに嬉しいポイントは、税制上の優遇が受けられることです。新築一戸建ては、中古住宅よりも手厚い優遇設置が受けられるというメリットがあり、購入後の保証も充実しているので安心です。
しかし購入価格が高く、費用面で断念する人が多いのが現状です。立地の選択幅も狭く、理想的な土地が見つかっても地価が高すぎて予算をオーバーしてしまうこともあります。エアコンや照明などの生活に欠かせない設備の費用も必要となってくるので、かなりゆとりを持った資金計画が必要です。

〇マンション
マンションの特徴は、戸建てより床面積が狭い物件が多いところです。将来考えている家族人数が多い場合は、戸建てがベストです。しかし戸建ての場合は土地の資産価値は残りますが、20年経つと建物自体の価値がゼロになってしまう場合もあります。そのうえマンションなら戸建てと比べて資産価値の下げ幅が小さいので、引っ越しを視野に入れている方にはおすすめです。
また管理人が常駐している物件も多く、セキュリティー面が高いところもポイントです。最新のセキュリティーシステムや防犯カメラが設置されているため、防犯面で優れているといえるでしょう。
さらに駅までのアクセスが良く、駅直結の物件もあります。中にはマンション専用のバスも用意されているなど、立地に関して優れているのが特徴です。

〇中古住宅
中古住宅を選ぶ人は、年々増加傾向にあります。平均価格が新築より440万円ほど安くすむうえ、平均面積も広いため購入を検討する人が多いようです。また中古住宅は駅や施設が近い物件が多く、立地面でもメリットがあります。
さらに日当たりや風通しなど細部まで現物を見て確認できるので、住み始めてからの後悔が低いといえるでしょう。一部設備が整っている場合もあり、足りない部分や古くなっているところはリノベーションで補うこともできます。
デメリットは、設備の老朽化や耐震性の不安を抱えているところになります。特に旧耐震基準で建てられた物件だと、大規模地震に耐えきれない危険性もあります。また古い分、住み始めてから不具合が出やすく維持費がかかるケースもあります。保証がない、もしくは保証期間が短いということもあるので注意が必要です。

家を買うためにかかる費用
国土交通省の「平成30年度・住宅市場状況調査」によると、家を建てる際の平均費用は土地付きの注文住宅の場合3,971万円です。建物のみの場合でも3,491万円となっています。土地と建物にかかる費用はもちろん、諸費用も別途かかることも忘れないようにしましょう。

〇物件の購入にかかる費用
土地代に関しては、都心に近づくほど高くなる傾向にあります。同じエリア内でも駅近や、買い物に便利な場所はさらに地価がアップします。場所によって価格が大きく異なるので、予算に応じて検討することが必要です。
土地を決めたら、次は建物の施行になります。注文住宅ともなると建物にかかる費用が大きくなるので、相場をしっかりと把握しておきましょう。建設費も土地代と同じく、都心に近づくにつれて高くなる可能性があるため注意が必要です。

〇それ以外にかかる費用
建物を建てる際に、避けては通れないのが諸費用です。設計料や仲介手数料、登録免許税などかなり大きな出費となります。
最初の段階で、諸費用が建築費の5〜10%程度はかかると想定して進めましょう。実際に住み始めるには引っ越し代も必要となってくるので、資金計画は十分な余裕をもって立てたいところです。

〇家を買うときに使える支援制度
できるだけ安く家を購入したいという方におすすめなのが「補助金」制度です。一定の条件を満たすことで、誰でも利用できるものもあります。賢くマイホームを建てるためにも、補助金システムを理解しておく必要があります。
家を購入する際、新築中古関係なく貰えるのが「すまい給付金」です。消費税の引き上げに伴う住宅購入費用増加の負担を軽減するための制度です。一定の条件を満たしたうえで申請書を作成すれば、最大50万円の補助金を受け取ることが可能になります。支援制度と組み合わせて、積極的に利用すると良いでしょう。
またそれぞれの市区町村の自治体が補助金を独自に設けている場合もあります。国による補助金と併用できるケースもあるので、住んでいる自治体のホームページをチェックしておくのも有効です。
その他にも申請できる補助金は多々ありますが、制度の中身が見直されることによって利用できない場合もあります。申請期間が過ぎてしまい、補助金が貰えなくなるケースもありますのでご注意ください。どの制度を活用できるのか、把握しておくことが賢く家を買うカギとなります。

2022年は家を買うタイミング?
実は来年2022年は、家を買うベストなタイミングだというデータがあります。2020年3月に「コロナショック」が発生し、2021年に東京オリンピックが終了。この流れによって2022年は不動産価格が底値圏になる可能性が高く、つまり来年は家を買うチャンスといえます。

〇コロナの影響
国土交通省が3月に発表した令和3年の地価公示は、コロナ禍の影響もあり6年ぶりに下落しました。新型コロナウイルスによる経済的ダメージを抑えるために、日本銀行も大規模な金融緩和策を維持する方針を決定しました。

〇金利が低い
日本銀行の低金利政策のため、かなりの低水準で推移していた金利。今後もしばらくは低い水準で推移が続くことが濃厚となり住宅ローンの金利も、当面は現在の低い水準で推移していくと予想されます。

〇2022年問題とは
2022年に、生産緑地全体の約8割にあたる面積の営農義務が終了します。そのため短期間で多くの土地が売却される可能性があります。今後、土地価格や周辺の中古マンションの価値が下落するであろうと懸念されています。2022年問題の影響で住宅の供給が増えれば、売れ残った新築物件は値下がりする可能性もあります。

〇2022年は家を買うのにおすすめのタイミング
つまり2022年以降は、宅地も新築の家も安く買える絶好のチャンスとなります。生活状況やライフステージを考慮したうえで、慎重に購入時期を検討してください。

家を買うタイミングは結局いつなの?
ここまで家を買うタイミングについてヒントとなる情報を紹介してきましたが、結局家を買うベストタイミングはいつなのでしょうか?

〇家を買うタイミングは家を買いたいとき!
子供が生まれた時や、昇給・昇格があったときなど家を買いたいと考えるきかっけは様々です。一番大切なのは「家を買おう」と思った時点で行動に移すことです。自分自身のライフスタイルに合わせてじっくりと悩み、上手に家を買いましょう。

〇お金のプロに相談しよう
家を建てる時の一番の不安要素といえばお金です。一人で悩まずに、まずはファイナンシャルプランナーに相談してみませんか? 年齢や年収、ライフスタイルに合わせて、お金のプロが直接親身に相談にのってくれます。相談にかかるお金は無料となっておりますので些細なことでもまずは気軽に相談してみましょう。

〇家を買うタイミング:まとめ
家を購入するベストなタイミングは、人によって違います。家族と話し合う時間を十分設けることが、後悔しないマイホームにつながるでしょう。本当に無理なく完済できるのか、頭金はいくらぐらい出せそうなのかなど資金計画もしっかりと立ててください。特に2022年は家を買う絶好の年といえます。これを機に、新しい住まいを検討してみませんか?

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